はじめに
皆さんは魚の飼育に興味はありませんか?
自分のお部屋に水槽が置いてあればインテリアとしてもいいし、何より自分の好きな魚が水槽を泳いでいる姿を毎日見られるのは、とても素敵だと思いませんか?
たしかに、お金も手間もかかるかもしれません……
しかし!
育てるのを諦めるのは費用や手間を知ってからでもいいのではないでしょうか!?
この記事では、めちゃくちゃお金をかけず、最低限の道具だけで魚を育てる方法をお伝えします!
育てる生き物を決めよう!
まずは育てたい魚を決めましょう!
別に最初に決める必要はないですが、最初に決めた方が飼育準備の時のモチベーションがあがります!笑
といっても、初心者の方は、まだ何を育てたいかあまりイメージを持てていない人もいるかも知れません。
ですので、私が初心者にオススメする魚を3種類紹介します!
ドジョウ
まずは、私のアイコンにもなっているドジョウです!
正直一番オススメです!
水槽の底を泳ぎまわる底生魚で、細長い体と口のおひげが特徴です。
ペットショップで販売しているところもありますが、私の地域のペットショップではあまり見かけませんでした。
ですので、川で捕まえてきました!
田んぼや川の流れの弱いところで泳いでいます。
砂を用意してあげると砂の中に潜ってくれます。
砂から顔だけ出している姿はチンアナゴにも負けないくらいかわいいです!
金魚
特に説明が必要ないほど一番メジャーな初心者向けの魚だと思います!
ペットショップで買うのもいいですが、お祭りの金魚すくいで捕まえてくるのもいいかもしれませんね!
メダカ
こちらも代表的な初心者向けの魚です!
学校で飼育していた人も多いのではないでしょうか?
メダカによって体の色が全然違うので、そこもこだわりポイントですね!
大体どこのペットショップにも売ってるので、お店を探す手間は少ないと思います!
安く済ませるにあたっての注意点
早速育てたい魚を決めていただいたであろう皆さんには悪いのですが、いくつか注意してもらいたいことがあります。
育てていい魚の数
まず、育てていい魚の数ですが
使う水槽の大きさによって変わります。
水槽が大きいほどたくさん魚を育てられます。
ですので、できるだけ安い水槽となるとどうしても小さめの水槽になると思います。
また、この記事を読んで飼育を始める方は初心者の方が多いと思います。個体数が多いとその分飼育も大変になると思うので、飼育する魚は1匹からスタートしてみるのがいいと思います。(メダカは小さいから2匹でもいいかも)
水槽の設置場所や環境
水槽の設置場所ですが、以下のことを守ってほしいです。
- できるだけ水平なところ
- 水槽の重さでつぶれないところ
- 地震がきて倒れないところ
- 水温が、夏は30℃以上、冬は水が凍りつかない環境
お金をかけずに育てるとなると魚用のヒーターやクーラー(ファン)を買わない人が多いと思います。
私が紹介した魚はどれも、水温が、夏は30℃以上、冬は水が凍りつかない環境であれば生きていけるタフな魚たちです。
ですが、上記の温度より暑くなる場所や寒くなる場所では、魚がダメージを受けてしまいます。できるだけ快適な温度の場所で育ててあげてください。
野生に逃がさないで!
ご存知の方も多いと思いますが、育てきれなくなったペット(魚もだよ)を野生に放つのは犯罪です。
最後まで責任をもって育てきるか、どうしても無理ならペットを受け入れてくれる人を探しましょう。
飼育に必要なものは?
では、飼育に必須なもの8つを紹介します。
- 水槽
- エアレーション(ぶくぶく)
- 餌
- 水温計
- 魚用の網
-
バケツ(水替え用)✕2
- ポンプ(水替え用)
- カルキ抜き
以上8種類はどの魚を育てるにしても必要なものです。
次にあったらいいな~ってものを紹介します。
- 砂(ドジョウ育てるなら必須)
- 置き物(魚が隠れるやつ)
- ヒーター
- クーラー(ファン)
- 水草
どれくらいお金がかかるの?
それではお待ちかねのコーナーです笑。
魚編
まず魚の値段からですが、私が紹介した魚はだいたいどこのペットショップでも500円もかかりません。
それに、野生で捕まえてくれば0円です!笑
初期費用編
まずは飼育に必須な道具をめちゃくちゃ安く用意した場合のお値段から紹介します。
お値段なんと!!!
…
……
………
約3,600円です!!!
どうですか?高いですか?安いですか?
僕は正直1万円とか余裕でかかると思ってたのでかなり安いと思いました笑
では、その内訳を紹介します。
- 水槽 330円
100均(ダイソー)に330円で売っていました。
ホームセンターの虫かご(1500円くらい)でも大丈夫です。
ちゃんとした水槽の値段は自分で調べてみてね☆
- エアレーション(ぶくぶく) 1320円
これはどうしても少し高いです泣
- 餌 330円
必須
- 水温計 275円
もしかしたら100均にもあるかも?
- 魚用の網 110円
100均にあるよん
- バケツ(水替え用)✕2 220円×2
これも100均だよん
- ポンプ(水替え用) 660円
100均の給油用ポンプでもいけるけど、個人的にポンプはちゃんとしたやつがいい!
- カルキ抜き 110円
これも100均だよん
これで合計3,575円(税込み)です!
もちろん、買うお店によって多少値段が前後するかもしれませんが、安く済ませれば4000円もかかりません。
では、あったらいいな~って道具のお値段も紹介します。
- 砂(500mL) 350円
絶対市販のやつにしてください!
外の土には何が入っているかわかりません!
- 置き物(魚が隠れるやつ) 110円
100均でちょうどいい大きさのコップとかで代用できるよ。ちゃんとしたやつは1000円くらいするかも
- ヒーター 2000~3000円
高い泣
寒いのが苦手な魚に必要。
- クーラー(ファン) 2000~3000円
ヒーターより少し安いくらい。
暑いところで育てる人には必要。
- 水草 330円
なくてもいい。なくていい。完全にお好み要素。
どうですか?4000円あればペット(魚)を飼えるってすごくないですか?
ラーニング費用編
では、1ヶ月分のラーニング費用を紹介します。
1ヶ月でかかるラーニング費用はなんと!!!
374円です!!!
ではその内訳を見てみましょう!
○電気代(24時間つけっぱなしの状態の費用)
・エアレーション 44円
※ヒーター 2160円
※クーラー(ファン) 60円
(ヒーターやクーラーは温度によって自動でオンオフ切り替わるため、実際はこの半分程度の費用となります。また、使うシーズンも限られています。)
○餌代 330円
お徳用の餌は1袋で2,3ヶ月くらいもつからお得!
飼育方法
次に、飼育方法についてお話していきますね。
餌やりに水替え、水槽の掃除など…大変なんじゃ?と思うかもしれません。
では、実際のところはどうなのでしょうか?
餌やり 1~3日に1回
これは、育てる魚によって頻度が変わりますが、基本1日1回餌やりをしていれば間違いはないと思います。
魚は餌なしの状態でも1週間はもつと言われているくらいエネルギー効率がいいです(とはいえ餌やり週1はきつい)。
餌をたくさんあげれば糞も増えて、水が汚れやすくなるので、魚の様子をみて餌やりの頻度を1~3日に1回の範囲で変えてみるのもいいかもしれません。
水替え 1週間に1回
これも、魚が出す糞の量などによって変わってきますが、基本的には1週間に1回でいいです。
あまり頻繁に水替えすると、魚が水温や水質の変化でストレスを感じてしまいます。
水替えをするのは1週間に1回糞を取り除くときか、魚の様子がおかしいとき、魚が病気のときにしましょう。
水替えの方法
使用する道具
・バケツ×2
・水替えポンプ
①まずはバケツ1つに水道水とカルキ抜きを適量入れ、15分程度放置します(室温に近づけるため)。
② 次に、水替えポンプを使用して水槽から糞をバケツに取り除きます。
※水槽から取り除く水は水槽の1/3程度までにしましょう!
③糞をある程度取り除いたら、①の水を水槽にゆっくり注ぎ込みます
以上が水替えの方法です。
水替え中は水槽の蓋をあけると思いますが、魚が飛び出して逃げないよう注意しましょう!
水替えが終わった後、蓋を閉め忘れないように注意しましょう!
まとめ
飼育にかかる費用
- 初期費用は4,000円程度
- ラーニング費用は500円もかからない
飼育方法
- 餌やりは1~3日に1回
- 水替えは1週間に1回
ざっとまとめるとこんな感じです。
どうでしょうか?意外とお金も手間もあまりかからなくないですか?
もちろん、
ちゃんとした水槽で育てたい!
お世話ももっとちゃんとやりたい!
となれば、お金もお世話ももっとかかります。
ですが、最低限これくらい出来ていれば、私が紹介した魚は元気に泳いでいます。
この記事を見て、魚を育ててみたいと思った方!
ぜひ、道具をそろえて好きな魚を育ててみてください!!!